6月23日の給食

今日の献立は【卵入りしゃくし菜ご飯・手作りゼリーフライ・呉汁】です。

　6月は『彩の国学校給食月間』ですので、今月の郷土の味は埼玉県にしました。

　「ゼリーフライ」は埼玉県行田市に伝わる料理です。じゃがいもとおからをメインに、にんじんや玉ねぎを加えて混ぜた後、成形し揚げます。ソースにつけて配缶するので、衣なしのコロッケのような味になります。子どもたちに好評で、何人かに「レシピを教えてほしい。」と言われました。😊　今回は噛む必要がないくらい生地がやわらかくなってしまったので、次回は配合を調整しようと思います。💦

　「卵入りしゃくし菜ご飯」の「しゃくし菜」は秩父地方の伝統野菜です。漬物にしてもくせがなく、食べやすい味ですが、子どもには口なじみがないようで低学年には箸が進まない子もいました。ただ、好き嫌いの多い子も、学年が上がるにつれて食べられるものが増えてきた姿をこれまでたくさん見てきています。味覚は成長します。その成長を促すために、色々な食べ物に触れる機会を作るのも給食の役割だと考えています。😀

　「ゼリーフライ」は「小判(昔のお金=ゼニ)」に見立ててできた料理、「しゃくし菜」は「しゃくし」に形が似ていることから名前が付いた野菜です。それぞれの写真を張り合わせて、めくるような掲示物を作成しました。教室で見せると、「そういうことか～。」とみんなよく理解してくれました。😊