校長あいさつ

 

さいたま市立野田小学校

校 長  中 込 光 統 

 

『みんなでつくる わくわくあふれる 野田小学校』

 

 私は、野田小学校第34代目の校長となりました 中込 光統(なかごめ みつのり)と申します。本校1年目となります。どうぞ、よろしくお願いいたします。

 本校は、明治6年3月3日、代山村の興福寺を仮校舎として、代山学校として創立、昭和22年4月1日に野田村立野田小学校と改称し、昭和31年に三村合併により美園村立野田小学校への改称を経て、昭和36年7月20日代山校舎より上野田校舎(現在地)に移転、翌年の浦和市合併により浦和市立となり、平成13年には3市合併により現在のさいたま市立野田小学校となりました。

 今年で152年目を迎える歴史と伝統のある学校です。学区を巡れば、田園風景も多く残っており、歴史のある寺社も多く、江戸時代には、日光への将軍参向に関する伝説や歴史的な建造物・文化財が多く残っている地域です。また、近隣にはさぎ山記念公園や見沼自然公園、大崎公園などの自然豊かな公園環境も整備され、地域の憩いの場となっています。そして、多くの校種の学校もあり、北側には慶應義塾大学浦和共立キャンバスや県立浦和東高等学校、東側には浦和学院高等学校、南側には市立美園中学校や浦和大学、浦和ルーテル学院など、まさに緑の中の学園都市ともいえる地域でもあります。

 学区の大半が市街化調整区域となっており、世帯数には大きな変化がなく、保護者の世代はもちろんのこと、祖父母の世代も野田小学校の卒業生という学校に大変縁の深いご家庭も多く、毎年の校庭の環境整備作業や花壇の親子植栽、また種々の学校行事など、地域と一体となって本校の教育環境の整備・充実にご協力をいただいています。さらに地域の方々が講師となって、サツマイモ、サトイモ、米作り、野菜づくりなど栽培活動にも全学年で取り組んでいます。まさに、地域が学校の学びのフィールドとなって本校の教育を支えてくださっていると言えます。

 令和6年度は、新入生17名を迎え、全校児童122名、6学級34名の教職員でのスタートとなりました。本校は、各学年単学級という特徴を生かし、学校・家庭・地域と密に協働し、学習活動についてきめ細かい指導や支援を行います。また、豊かな環境資源を生かし、農作物等の育成体験等、五感をフルに活動させる自然体験活動を行います。野田小学校のすべての児童が幸福や生きがいを感じられるような学びを創出し、Well-being(幸せ)を保証する教育の実現を目指していきます。

 

学校教育ビジョン 「みんなでつくる わくわくがあふれる 野田小学校」

         ~すべての子どもが、自ら、自分らしく学び、育つ学校~

 

学校教育目標   『自ら』 『ともに』 『挑戦する』

 

目指す児童像 『自ら』   主体性をもち自分の考えをもって行動できる子

       『ともに』  思いやりをもち、相手意識をもって関わることができる子

       『挑戦する』 いろいろなことに興味をもち、失敗を恐れずに取り組める子

 

 教職員一同が「誰一人取り残さない教育の実現」を目指し、授業改善の視点を常にもち続け、自己研鑽に励み、新しい時代の「さいたま教育」の推進に取り組んでいきます。

  本年度も、地域、保護者の皆様のますますのご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

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